今回は、東アジアにある国の名前と首都名をわかりやすく解説していきます。
最後の方にある国旗と国歌はオマケです。
東アジアは、我が国、日本が属しているので、場所が覚えにくいとかそういうことはあまりないと思います!
東アジアの場所をまず地図で確認します。
東アジアは上の地図で言うと黄色の地域です。
なお、世界の地域区分についてはこちらを参照してください!
国名と地図をリンクさせよ!
ここで問題を出します。国名と場所を一致させられますか?
答えられる人は何も見ずに答えてみてください。
分からない人は自分が持っている教科書や参考書または地図帳で調べながら答えなさい。
それでは答えを書いていきます!
- 日本
- 中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく)
- 大韓民国(だいかんみんこく)
- 朝鮮民主主義人民共和国(ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく)
- モンゴル
- 台湾(たいわん)(中華民国(ちゅうかみんこく))
以下、簡単に解説を加えていきます!
東アジアの国々の紹介
日本
言わずもがな、我が国のことです。世界地理といえども、やっぱり我が国から始めたいものです。
- 首都:東京
- 英語名: Japan
日本地理についてはくわしく学習していくのでとりあえず今回の登場はここまで!
中華人民共和国
「中華」というのは世界の中心という意味です。国名によくこんな名前付けたなぁと思います。略称で「中国(ちゅうごく)」と呼ばれていますね。我が国から最も近い大国でもあります。政治も経済も文化も歴史的に大きな影響を受けてきた国です。
- 首都:北京
- 英語名: China
大韓民国
テレビのニュースや新聞でも韓国(かんこく)という略称がよく使われています。正式には大韓民国と言います。
- 首都:ソウル
- 英語名: Republic of Korea
西暦1988年にソウル・オリンピック、西暦2017年には平昌(ぴょんちゃん)・オリンピックが開催されています。
朝鮮民主主義人民共和国
ニュースや新聞では「北朝鮮」と呼ばれることも多い国です。日本と国交がない国なので意外に思うかも知れませんが、世界160カ国以上の国と国交がある国です。イギリスやドイツなどのヨーロッパの国々とも国交があります。
- 首都:ピョンヤン(平壌)
- 英語名: Democratic People’s Republic of Korea (D.P.R. Korea)
モンゴル
モンゴルと言えば「相撲(すもう)」というイメージが定着しちゃっているかもしれません。
- 首都:ウランバートル
- 漢字:蒙古
- 英語名: Mongolia
歴史の授業でもやりますが、モンゴルは一大帝国を築き上げました。今でもモンゴル帝国を拡げたチンギス=ハーンは国の英雄です。
台湾(中華民国)
最後は台湾です。台湾の正式名称は「中華民国」と言います。
現在は中華人民共和国の一部とされています。したがって、正式には国家とは言えません。
くわしい背景は歴史の授業で習うと思いますが、駿台予備校・N予備校講師の茂木誠先生が運営されている「もぎせかチャンネル」に台湾の歴史について35分ぐらいでお話しになっています。これは、中学生の皆さんには発展的な内容になりますが、興味のある皆さんはぜひご覧ください。
国の場所を国旗で確認しよう!
国旗はどの国のものであっても尊重しなければなりません。
我が国を作ってくださったご先祖様に敬意の気持ちを持つことは当然です。ご先祖様がいらっしゃらなかったら私たちはいませんからね。それと同じように、外国の人たちに対しても同じように接しなければなりません。目の前にいる相手もまた同じだからです。
外国の国旗を、侮辱を加える目的で燃やしたり傷つけたり引き裂いたりすると罰せられます。
刑法第92条
第1項 外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、2年以下の懲役又は200,000円以下の罰金に処する。
第2項 前項の罪は、外国政府の請求がなければ公訴を提起することができない。
不思議なもので、日章旗(日の丸)にそのようなことをしても罰せられない。何かヘンじゃね?
今回の授業のまとめで、国旗と地図をリンクさせた画像をお目にかけます!
国歌を聞いてみよう!
復習をしっかりやろう!
復習の必要性
世の中には「授業がうまい先生」という人たちがたくさんいます。「授業のうまい先生」は皆さんを分からせる名人です。しかし、授業を受けっぱなしにしているとすぐに習ったことは忘れてしまいます。逆に教えている内容を全て忘れさせない授業が行える先生なんて存在しません。
では、習ったことを忘れないようにするためにはどうしたらよいか?というと、復習をやるしかありません!
問題集を解く!
「まほろば社会科研究室」の説明はもう一度読んで復習をすればよいのですが、問題集を使った演習を行う必要があります。
定期テスト対策やはじめから地理の勉強をやり直したいという人はこのあたりから問題を解き始めてもよいと思います。
入試対策を本格的に行いたいという人は、以下の問題集がオススメです。
問題は解きっぱなし、答え合わせをしっぱなしにするのではなく、お手元の教科書や参考書に戻って印をつけておきます。そして必ず関連知識も含めて知識の暗記をし直すようにしましょう。一問一答のような勉強をしてその問題ができるようになったとしても、違う角度から問題が出題されたら「お手上げ」状態になってしまう例をたくさん見てきました。関連知識のインプットも必ずし直すようにしましょう!