今回は、関東地方の都道府県名、県庁所在地及びその場所をまとめてみました。覚え方もちょっぴり解説してみました。
都道府県を覚えるときの3つのポイント
地理の勉強の手始めとして、やっぱり基本的な地名の暗記というのは避けて通れません。こればかりは根性で覚えるしかありません。
まずは、「都道府県」、「県庁所在地」及び「場所」の3点セットを覚えます。必ず3点セットです。これを即答できなければなりません。
一応解説をしますが、「県庁所在地」とは、県の行政機関の本庁舎が置かれている都市のことを言います。その都道府県の政治の中心の市と言って差し支えありません。各地方の勉強をする際に、政治や経済の中心地の名前を覚えておかないと、どこの何の話をしているのか分からなくなるからです。
関東地方の都道府県名と地図
さて、下に地図を示すので、即答できるまで自分でテストをしてマスターしてください。もちろん漢字で書けなければなりません。それではできるまで何度もチャレンジして自分のものにしてください。
関東地方の都道府県名と県庁所在地(問題)
下の地図の都道府県名とその県庁所在地を漢字で記しなさい。
関東地方の都道府県名と県庁所在地(解答)
① 神奈川県 横浜市
② 東京都 (都庁は新宿にある)
③ 埼玉県 さいたま市
④ 群馬県 前橋市
⑤ 栃木県 宇都宮市
⑥ 茨城県 水戸市
⑦ 千葉県 千葉市
関東地方の県庁所在地名についての解説
県庁所在地を覚えるポイントは、やはり都道府県名と県庁所在地名が異なる都道府県を意識的に覚えることです。それ以外は全部同じと要領よく覚えることがコツです。何でも根性で同じ力で全力でやるのは効率がよくありません。
関東地方は、都道府県名と県庁所在地名が異なるところが多いので、関東地方に住んでいない人ですと覚えるのが大変だという人もいらっしゃると思います。それは仕方ありませんから、努力で乗り切るしかありません。
厳密に言えば、千葉市以外は全部都道府県名と県庁所在地名が異なるのですね。ただ、横浜市とか有名な地名も多いですから比較的暗記に係る負担は大きくないかもしれませんね。
で、ここからは注意すべき地名を2つ紹介します。
まずは「茨城県」の読み方について言っておかなければなりません。大人でもよく間違えますが、「いばらき」が正しい読み方です。間違えて覚えている人がいたら必ず直してください。
もう1つ、今度は表記の問題として、埼玉県の県庁所在地名が「さいたま市」とひらがなになっていますが、これは間違いではありません。昔は「浦和(うらわ)市」が県庁所在地名だったのですが、浦和市、大宮(おおみや)市及び与野(よの)市の3市が合併して「さいたま市」になりましたので、今は「さいたま市」です。ボクが以前電車に乗っていた時に、酔っ払いのおじさま2人が県庁所在地のクイズの出し合いをなぜかやっていたようで、その時に「浦和市」なのか「さいたま市」なのかでおじさま2人がケンカしてました(苦笑)。ネットで検索して「さいたま市」だと分かった時は「うっそ~」と浦和市と答えたおじさまが車内に響く声で驚いていました。こういうことがないようにしましょう(笑)。
最後に漢字に注意しましょう。
群馬県
群馬県の群の字を間違えないようにしましょう!
あるある!関東地方の都道府県の場所が曖昧なところ
場所について。
- 神奈川県と東京都と埼玉県の区別がつかない。
- 群馬県と栃木県の区別がつかない。
こんな人が多いです。首都圏に住んでいる人には信じられないかもしれませんが、結構分からないものです。
神奈川県と言えば、横浜市。横浜市といえば港のイメージ!浜という字があるから海に近い!だから①かなぁという感覚。
その上が東京都。東京都だって「お台場」のイメージがあるから海がある感じですが、「横浜」と比べると「東京」には海を連想させる文字がない。ちょっと海に面しているから東京都は②。埼玉県は海がない県だと連想しておけば、③が埼玉県。神奈川県と東京都と埼玉県をまずはセットで覚えましょう。
次に群馬県と栃木県の区別ですが、これは面白いことを書いてあったサイトがあったので紹介しておきます。
群馬=ぐんま
栃木=とちぎ
群馬県は左側に濁点があるから左側
栃木県は右側に濁点があるから右側
なるほどこういう覚え方があるんですね。
関東地方は現地に行くのが一番!
地理だけでなく歴史も公民の勉強も、やっぱり現地に足を運んで旅をするのが一番です。
教科書や参考書だけよりも実際に目で見た方が感動は大きいはずです。
学びは遊びの中にあり、遊びは学びの中にある!
神奈川県・東京都・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県
観光で訪れて街歩きをして楽しむのもいいですよ。