日本の神話を学ぶ意義
ご先祖さまが描いた日本の理想の姿に迫る
日本の教育現場から「神話」の存在が遠ざけられ教えられなくなってしまいました。これはGHQの政策によるものです。しかし、我が国の神話を学ぶことはご先祖様がどのような理想を持って国を作られたのかを知るのにとても大切なことです。
日本はいつ肇国(ちょうこく)された国なのかが分からないほど古い国だと言われています。文字では残せないぐらい古い時代だとも言われています。ですから、口伝や伝承をまとめた「古事記」や「日本書紀」に基づいて推測をしていくしかないのです。
天皇が「しらす」日本の国がどのように誕生したのかを知る
上の話ともつながりますが、日本は神武天皇以来、ずっと天皇がいらした国です。歴代の天皇は、日本を我が物として支配しようとしていた(ウシハク)のではなく、「しらす」存在として君臨されてきました(くわしくは「シラス」と「ウシハク」の違いのついて)。
歴代天皇が日本に君臨される価値観をしっかり学べるのは、日本の神話をまとめた「古事記」や「日本書紀」なのです。
神話を読みながら、日本の肇国を概観してみましょう!