[中学地理] 地球の形は?大きさは?

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中学生の皆さんが苦手としている分野にフォーカスをあてて、じっくりと解説をしていきます。

今回は、中学生の皆さんに向けて「地球」ってどんな形なの?大きさはどれぐらい?について勉強していくことにしましょう。

目次は下の通りです。それでは学習してみましょう!

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地球の形について

皆さんは地球儀を見たことがありますか?

地球儀の地球は球体ですよね。

ところが、実際の地球は赤道方向に(東西に)膨(ふく)れた形をした楕円(だえん)形になっています。

地球の半径・全周について

地球の大きさは、

  • 半径が約6,400km
  • 全周約40,000km

あると言われています。

地球の大きさってどうやって測ったの?(発展)

現代の私たちはコンピューターがあったり地球を出たりできるので、地球の大きさを測ったりすることは何となくできるのかなぁなんて思ったりすると思いますが、世界で最初に地球の全周が計算されたのは、何と紀元前のギリシア時代にいたエラストテネス(B.C275頃-194頃)だったと言われています。当時はコンピューターも人工衛星もありません。ましてや、エラストテネスが物差しを持って地球1周を歩いて測ったわけでもありません。エラストレネスは現在の中学生の皆さんの知識でも分かる数学の図形の知識を使って計測を行いました。近現代になって正確に測れるようになって、エラストテネスが計測した地球の大きさは5,000kmの誤差があった(大きかった!)ものの、決定的に大きな問題とされることのない程度の誤差だったので、現代においてもエラストテネスが行った偉業は評価されています。

また、地球がまん丸の球体ではなく赤道(東西)方向に膨れていることを最初に計算したのは、みんなもよく知っている天才物理学者のニュートンなのですが、フランス学士院というアカデミーが1735年から1740年にかけて測量を行い、ニュートンの説が正しかったことが証明されました。

くわしくは、高校の地学の時間に勉強します。興味のある中学生の皆さんは本で調べてみてもよいですね。

地学というのは理科の科目なのですが、社会で勉強した知識が理科に活用されていったり、逆に理科で勉強したことが社会に活かされたりします。

復習をしっかりやろう!

復習の必要性

世の中には「授業がうまい先生」という人たちがたくさんいます。「授業のうまい先生」は皆さんを分からせる名人です。しかし、授業を受けっぱなしにしているとすぐに習ったことは忘れてしまいます。逆に教えている内容を全て忘れさせない授業が行える先生なんて存在しません。

では、習ったことを忘れないようにするためにはどうしたらよいか?というと、復習をやるしかありません!

問題集を解く!

「まほろば社会科研究室」の説明はもう一度読んで復習をすればよいのですが、問題集を使った演習を行う必要があります。

定期テスト対策やはじめから地理の勉強をやり直したいという人はこのあたりから問題を解き始めてもよいと思います。

入試対策を本格的に行いたいという人は、以下の問題集がオススメです。

問題は解きっぱなし、答え合わせをしっぱなしにするのではなく、お手元の教科書や参考書に戻って印をつけておきます。そして必ず関連知識も含めて知識の暗記をし直すようにしましょう。一問一答のような勉強をしてその問題ができるようになったとしても、違う角度から問題が出題されたら「お手上げ」状態になってしまう例をたくさん見てきました。関連知識のインプットも必ずし直すようにしましょう!

 

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