[中学地理] 6大陸と3大洋を中心に陸地と海洋について学習します

世界の姿 世界のすがた
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中学生の皆さんが苦手としている分野にフォーカスをあてて、じっくりと解説をしていきます。

今回は、中学生の皆さんに向けて「陸地と海洋」について勉強していくことにします。

地理の勉強法の記事でも触れましたが、地理の勉強は、地名と位置(場所)を覚えないとお話になりません

今回、早速そういったことが出てきます。

特に6大陸と3大洋の名前と場所の暗記ができないと、地理の勉強は進めていくことはできません。

頑張ってやりましょう!

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陸地と海洋

地球には陸地(陸)と海洋(海)の2つが存在します。世界地図や地球儀を見てもそれは分かりますよね。

ネットを使っている皆さんであれば、Google MapやGoogle Earthの地図を見るのもよいでしょう。

今回は陸地(陸)と海洋(海)の比率を概観した後で、主立った陸地の名前と海の名前を覚えていきます。

陸地と海洋の比率

地球上の陸地と海洋の比率は3:7と言われています。この比率は重要です!

ソ連(現在のロシア)の宇宙飛行士のガガーリンが宇宙から地球を見て、

「地球は青かった!」

という名言を残していますが、地球は「水の惑星」なんだなということがとてもよく分かるエピソードですね。

6大陸の名前を覚えよう!

ここで新しい言葉が出てきました。

「大陸(たいりく)」というのは、陸地の中でも広く大きな陸のことを言います。

分け方は学問分野などによって様々なありますが、中学地理では6大陸というのを覚えます。

地名は地図(場所)と一緒に覚える!

地理の勉強では当たり前です。それでは地図を見せます!

6大陸3大洋
6大陸3大洋

まずここでは6大陸を覚えていきます。地図では黄色のマーカーが入った部分が大陸です。

今から6つの大陸の話が始まりますが、大陸が広い順番で載せています!

ユーラシア大陸

世界で一番広い大陸です。西端はポルトガル、東端はロシアです。とても広いですね。

多くの部分は北半球に属しています。

ユーロ(Euro)とアジア(Asia)の大陸だということで、ヨーロッパとアジアの名前をくっつけて名前が作られました。

Europa(ヨーロッパ)+Asia(アジア)=Eurasia(ユーラシア)

こんな感じですね。

アフリカ大陸

世界で2番目に広い大陸はアフリカ大陸です。

人類発祥の地ですね。

南北に広い大陸だなぁと地図を見て印象を持ってもらえるとよいです。

北アメリカ大陸

世界で3番目に広い大陸が北アメリカ大陸です。

ボクらの感覚だと「アメリカ合衆国」とか「カナダ」とかがあるなぁ…という感じでしょうか?他には、「メキシコ」や「パナマ」といった国もあります。

南アメリカ大陸

「南アメリカ大陸」って言っているのに「アメリカ」っていう国がないんですよ。

枠の中は暗記しなくていいですよ!読み物として読んでください。

「アメリカ」という名前の語源は、イタリア出身の探検家である”アメリゴ・ヴェスプッチ”という人名からとったものです。アメリカといえば、最初にアメリカ大陸にヨーロッパ人で行き着いたのはコロンブスじゃないか!というツッコミが入りそうです。確かにそうなんですが、コロンブスはインドだと思っちゃった!「コロンブスがたどり着いた場所は、インドでもなくアフリカとは別の大陸なんじゃない!?」ってことに気づいたのが、このアメリゴ・ヴェスプッチという人だったんです。この人にちなんで「アメリカ」っていう名前がつけられました。

最後にオチを付けますが、コロンブスの名前をとって「コロンビア」という国が南アメリカ大陸には存在しますよ。

主な国名は、「アルゼンチン」「ブラジル」「チリ」「ペルー」など多くの国があります。

南極大陸

最後は南極大陸です。オーストラリア大陸の2倍ほどの面積を持っている大陸です。

南極はどこかの国の持ち物にはなっていません。西暦1959年に「南極条約」という条約が結ばれ、どの国も南極を自分の領土とすることは禁止されて、科学者の支援をみんなでやっていきましょう!自然を保護していきましょう!ということが決められています。

あまり太陽の光が当たらなかったりするので、ほとんどの場所が氷で覆われています。

オーストラリア大陸

一番小さな大陸がオーストラリア大陸。この中には「オーストラリア」という国があります。

3大洋の名前を覚えよう!

次は3大洋の名前を覚えていきます。

大洋というのは大きな海という意味です。世界にはたくさんの海が存在しますが、その中でも大きな海のことを大洋と言います。これから紹介する3つの大洋は、世界の海洋面積の約90%を占めます。

地名は地図(場所)と一緒に覚える!

くどいですが、地理の勉強では必須です。それでは地図を見せます!

6大陸3大洋
6大陸3大洋

今度は水色のマーカーの名前を覚えていきます。

太平洋

ユーラシア大陸の東側、南北アメリカ大陸の西側、オーストラリア大陸の北側に位置します。日本の東側が太平洋ですね。

習った言葉は早速このように使ってみましょう!

世界で一番広い大洋で、陸地の表面積を全部足しても太平洋の表面積には敵わないというデカい海です。

「太平(たいへい)」というのは、平和という意味です。英語で太平洋のことをPacific Oceanと言いますが、Pacificは英語で「平和な」という意味なので、英語も同じ意味で命名されています。なぜ「平和」なのかというと、一説によれば、世界で最初に世界一周を成し遂げたマゼランという人が、「ヨーロッパから南アメリカ大陸に着いた時の大西洋は荒れ狂っていたが、南アメリカ大陸の南の先っぽ(マゼラン海峡)を回ってたどりついた海がとても穏やかだった」というところから命名されたのだとか…。

大西洋

大西洋は、ユーラシア大陸・アフリカ大陸と南北アメリカ大陸の間にある大洋です。

これは、ヨーロッパの西にある大きな海っていうことなんです。

太平
西洋

先ほど太平洋という言葉の意味を説明しましたが、試験対策として押さえてほしいのは、漢字なんですよ!漢字のミスが結構多いんです、太平洋と大西洋!最初の文字は同じ「たい」という読みをしますから、この点でミスる人が多いんですよ!気をつけてくださいね!

インド洋

インド洋は、アフリカ大陸の東側、ユーラシア大陸の南側、オセアニア大陸の西側にあります。

復習をしっかりやろう!

復習の必要性

世の中には「授業がうまい先生」という人たちがたくさんいます。「授業のうまい先生」は皆さんを分からせる名人です。しかし、授業を受けっぱなしにしているとすぐに習ったことは忘れてしまいます。逆に教えている内容を全て忘れさせない授業が行える先生なんて存在しません。

では、習ったことを忘れないようにするためにはどうしたらよいか?というと、復習をやるしかありません!

問題集を解く!

「まほろば社会科研究室」の説明はもう一度読んで復習をすればよいのですが、問題集を使った演習を行う必要があります。

定期テスト対策やはじめから地理の勉強をやり直したいという人はこのあたりから問題を解き始めてもよいと思います。

入試対策を本格的に行いたいという人は、以下の問題集がオススメです。

問題は解きっぱなし、答え合わせをしっぱなしにするのではなく、お手元の教科書や参考書に戻って印をつけておきます。そして必ず関連知識も含めて知識の暗記をし直すようにしましょう。一問一答のような勉強をしてその問題ができるようになったとしても、違う角度から問題が出題されたら「お手上げ」状態になってしまう例をたくさん見てきました。関連知識のインプットも必ずし直すようにしましょう!

 

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