知識のインプットは最初から完璧を目指さないこと

試験勉強とは何か?を考えるシリーズ 試験勉強とは何か?
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「基礎知識」を身につけることについて考える
試験における基礎知識とは何か?どうやって身につけたらよいのかを考えてみました。
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覚えられるまで反復する!

いきなり細かいことを覚えようとしてもそれは難しいです。「初めはザックリ、少しずつじっくり、最後はしっかり」というのが勉強の理想です。見出しには「最初から」と書きましたが、勉強内容を習得するためには覚えられるまで反復することが大切です。具体的な回数を目標にするのではなく、覚えられるまでやり続けることです。

伸び悩む学生のほとんどは、「覚えられるまでやり続けられない」だけです。

覚えられるまでやり続けることは根性論ではなく、技術で何とかなるものです。人間は親しみを持てないものを記憶することは難しいものです。したがって、親しみが持てそうなところや分野から少しずつ入っていけばよいのです。例えば、自分にとって細かすぎる部分(知識)があれば、視点を広くとって、大ざっぱに目次の小見出しなどの言葉を見て「こういう言葉があるのだな」と感じてそこで終わります。少し時間をおいて、次はその言葉を思い出せるかどうかを試してみます。これができれば、もう少し細かい視点で、「では図表にどのような単語や文が書いてあるのかを見てみよう」などと対象を細かく変えてみたりします。

また、自分にとって身近な事例(すでに知っていること)に重ねて理解をするのもよいでしょう。そうすると、「知っていること(前に見て覚えたところ)」にプラスしていくことになるので、知識を増やす作業がやりやすくなります。これをテスト範囲の分だけを繰り返していけば、常識化の作業は完了です。

結局、しつこくあきらめずに最後までやり続けることで正確な知識を身につけることができるのです。

正確な知識だけが試験会場の自分を救ってくれる

試験会場に持って行けるのは、正確な知識だけです。不正確な知識は、試験会場では迷いをもたらし、それによって時間を浪費し、挙げ句の果てに間違えるのです(苦笑)。繰り返しの作業を通して、知識を試験会場で思い出せるようにしていきましょう。

「スキマ時間」も使って知識のインプットをしよう

勉強は机の前だけでするものではありません。机から離れて歩き回りながら勉強をしたり、風呂やトイレに入っている時間、学校の通学時間や教室の移動時間にも勉強ができたりします。こういう時間を「スキマ時間」と言います。「スキマ時間」には、いまやっている勉強内容を「思い出す」ことに充てます。「思い出せない」ことがあれば、それは分かっていないことなので、すぐに教科書やノートを取り出して確認します。ちょっとしたことの繰り返しによって知識は定着するのです。

 

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