試験における「基礎」とは何か?
試験における「基礎」とは、試験問題を解くにあたっての拠りどころとなる知識のことを言います。「赤信号は止まらなければならない」ことを知らない人が運転する車には一緒には乗りたくないでしょう。また、赤信号を見た時に「赤信号になったら止まるのだったかな?」と迷った後に「赤信号だから車を止めよう」と決断する人が運転する車にも一緒に乗りたくはないでしょう。おそらく自分の命が危険になります(笑)。
勉強も同じです。「基礎知識」とは、瞬時に出せなければならない知識のことを指します。「基礎知識」がない人というのは「赤信号だから止まらなければならない」という知識を“瞬時”に引き出せない車のドライバーと同じようなものだということを明確に分かっておく必要があります。
「基礎」とは試験問題を解くにあたって拠りどころとなる知識なのですから、その知識は瞬時に出せる(アウトプットできる)状態でなおかつ正確でなければならないのは当然のことと言ってもよいでしょう。
したがって、テキストや先生から「暗記」するように指示されたところは、スラスラと言えるようにしておく必要があります。これは受験生である皆さんの重要なお仕事です。
試験における「基礎」を身につける方法
スラスラと言えるようになるまで、10回でも20回でもやり続ければよいだけなのです。この点については一切妥協を許してはいけません。
ただし、注意しなければならないのは、1回で完璧にやろうとは思わないことです。意外にも、完璧主義者は成績上位者には少ないです。 何度も何度も繰り返しやって完璧にすればよいという心構えを作っておきましょう。
くわしくは、以下の記事に書いているので、参照してください。
https://shakai-chireki-koumin.net/mahoroba-correct-knowledge/