【中学歴史】世界三大宗教(1) – 仏教のおこりについてわかりやすく解説

世界の古代文明と宗教のおこり 中学歴史
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今回は世界三大宗教のうちの「仏教」のおこりについてわかりやすく解説していきます。

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仏教はいつ?どこで?誰によって生まれたの?

仏教はいつ?どこで?誰によって生まれたのでしょうか?

仏教は紀元前5世紀頃にインドで生まれました。

宗教をおこした人のことを開祖と言いますが、仏教の開祖は釈迦(しゃか)という人物です。
釈迦の本当の名前はガウタマ・シッダールタと言います。インドといえばカースト制度を連想しますが、釈迦はカースト制度の中の2番目の位であるクシャトリアで、シャカ族の王子として生まれました。王子なので何不自由ない生活を送っていましたが、こういった生活にむなしさを覚えて、29歳の時に全てを捨て去って出家しました。約6年間修行をし、悟りを開きました。

仏教とはどんな教え?

人間は悩み多き生き物です。釈迦は人間の苦しみや悩みの根本原因を知り、それを解消することが大切だと考えました。その解消法とは「縁起(えんぎ)」を知ることなんだと言っています。「縁起」というのは、全ての物事が相互に関連し合っているということなんです。

頑張って勉強する(原因)→志望校に受かった(結果)

起きている事実というのは必ず原因があるんです。これを因果応報と言います。「当たり前じゃないか!」と突っ込まれると思いますが、これが人間の手にかかるとそうではなくなることがあるんです。ではこんな例だったらどうでしょうか?

勉強しなかった(原因)→志望校に落ちた(結果)

志望校に落ちたのは自分が勉強しなかったせいなのに、先生が悪いとか親が悪いとか環境が悪いとか、人のせいにしちゃったりしませんかね?

じゃぁこれはどうだろう?

人は生まれる(原因)→人は死ぬ(結果)

これも真理でしょう。でも受け入れたくないものですよね。死にたくないっていう人を相手に、いろんな悪徳商売があったりとかヘンテコな宗教が出てきたりして金儲けをたくらむ賢い人も出てくる(もちろん推奨しているわけではありませんよ!)。

人間というのはこういうものなんですよ。このように真理が見えなくなることを無明(むみょう)と言うんですけど、縁起が分からなくなってしまうのが人間で、これが人間が抱える悩みの根本原因なんだ、これを解消すればいいんだと釈迦は考えたのです。

どうしたら無明の状態から逃れられるのか?という話は、高校の倫理の授業で勉強していきます。

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仏教はどのように広がったのか?

無明の状態は修行をすることによって逃れられるのですが、修行法が大きく2つに分かれていきます。

1つは上座部(じょうざぶ)仏教。戒律をしっかりと守って自分の悟りを開くことを重視した教えです。この考え方は、インドからスリランカやビルマなどの南方へ伝わっていきます。ここから南伝仏教と言われることもあります。

もう1つは大乗(だいじょう)仏教。こちらは苦しんでいる人を救っていくことを重視した考え方です。この考え方は、インドから中国(チャイナ)や朝鮮を経て日本にも伝わります。日本はまさにこちらですね。聖武天皇が建てられた東大寺は鎮護国家(ちんごこっか)、つまり仏教の力で国を平和にしようという考え方ですが、鎮護国家という思想はまさに大乗仏教を絵に描いたようなものですね。

このように仏教の教えはアジアの様々な国々で拡がっていきました。

因みに、仏教発祥の地であったインドでは仏教の教えは廃っていきます。代わってインドで支持されたのはヒンドゥー教という宗教です。ヒンドゥー教がどんな宗教なのかについても、高校の倫理という教科で勉強していきます。

宗教を学ぶこと

宗教を学ぶことはとても大切なことだと思います。

人間は悩みの多い生き物だと思います。それをどのように解決していくのか?という知恵が宗教にはいっぱい詰まっているからです。頭のいい人の知恵というのは、ボクたちがこれから人生を歩んでいく中で大きな宝物になります。だから、宗教の教えというのは多く学んでいくべきなのではないかなと思います。

宗教は人類の歴史を大きく変えていきます。宗教をめぐって多くの殺戮が行われているわけです。世界に比べれば日本では規模が小さいですが、それでも争いは起こっています。それぐらいの大きな影響力を及ぼしているのが宗教。だから、しっかりと学んでいかなくてはいけないのだと思います。

 

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